2006年05月22日

老いるという現実 演劇「木の皿」を観て

手元が滑って食器を落として割るからおじいちゃんには
「木の皿」が与えられている。
だからこのお芝居の題名は「木の皿」

今日見てきたお芝居はどこかにある家庭の話ではない。
どこにでもある家庭の物語。
主な登場人物は次の通り。

子供を愛し育て年月を重ねいつしか老人となり
ある日子供から
「これ以上老人の面倒をみていたら共倒れになる。
家族みんなのために施設に行ってくれ」と言われる

年老いた夫の親の世話を何十年もしてきた
ある日鏡の中にすっかり若さの失せた自分をみつける。
夫は私の苦しみをわかってくれない。
私はこのまま老いていくだけなのか。

家族のために一生懸命働いて、
親を愛し妻を愛し子を愛してきた
親を施設に入れなければ妻は家を出て行くと言う。
俺がいったい何をしたんだ? 
今日までなんとか家族でやってきたじゃないか。

そして孫娘
大人の現実を受け止められず
「おじいちゃんは私が面倒をみる」。
しかし老人は感謝の言葉を残し自ら施設へといってしまう。


もしかしたら私やあなたに似た人がいたでしょうか・・・・・。


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プロフィール
 
主たる業務は主婦業。        ときおり人材育成コンサルタントや産業カウンセラーとして活動。これまでに番組やCMのつくり手だったことも出演する側にいたことも。。。      富山市生まれの南砺市民。10月からラジオ番組
「シアワセ通信」を始めます。
作者名chikako(山辺千賀子)
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